HIROSHI MIZOBUCHI

 

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━ News ━

 


舞妓

 

溝縁ひろし写真展

昭和の衹園

~花街とともに~


京都在中の写真家、溝縁ひろし(1949- 香川県生まれ)は、大学卒業と同時に、就職を機に京都へ移り住みます。休日になると趣味のカメラを片手に、京都観光をして過ごしていたそんなある日、夕暮れ時の京都花見小路で初めて出会った「舞妓」に心奪われます。一瞬にして別世界へ連れて行かれたその不思議な感覚、余韻はその後も消えることがなく、仕事が終わると衹園に足を運ぶようになりました。少しずつ顔なじみのできてきた頃、お茶屋のおかあさんに「舞妓さんをしっかり撮っておいておくれやす。いやはらへんようになるかもしれまへんさかい。」と言われます。舞妓さんの成り手が減っていた1970年代当時、現実味を帯びたその言葉に背中を押されて、京都の花街を写真で残していこうと決意します。花街はもちろんのこと、衹園町の日常風景を写すことも写真家としてのライフワークとなったのです。 本展では、昭和48(1973)年から撮り始めた「昭和の衹園」(衹園甲部)の作品を中心に、今日までの町の風景や芸舞妓の姿など約150点の作品を展覧し、写真家・溝縁ひろしの活動50年を振り返ります。

 

会期:2023年1月2日(月・振替休日)~1月29日(日) 会期中無休

会場:美術館「えき」KYOTO      

   JR京都駅下車すぐ・ジェイアール京都伊勢丹7階隣接

開館時間:10:00 - 19:30 入館締切:閉館30分前

入館料(税込):一般 900円(700円)/高・大学生 700円(500円)/ 小・中学生 500円(300円)

*( )内は前売料金。

*「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。

お問い合わせ ジェイアール京都伊勢丹 TEL 075(352)1111(大代表)  

 

【イベント情報】

京都新聞ニュースカフェ特別講演会 「写真家・溝縁ひろし ~花街を撮り続けること50年~」

・日時=2023年1月17日(火) 13:30 - 15:00(開場 13:00)

・会場=京都新聞文化ホール(京都市中京区烏丸通夷川上ル京都新聞ビル7階)

・参加費=500円(税込/オリジナルポストカード付)

・定員=先着150名(聴講券を送付)

・詳細、お申込みは2022年12月1日(木)から下記リンクから受付開始  

http://event.kyoto-np.co.jp/event/mizobuchi-newscafe.html

 

・お問合せ=京都新聞COM開発推進部  TEL 075(255)9757 (平日 9:00-17:00)

 

 

 

写真展のおしらせ

溝縁ひろし写真展「花街 上七軒」- 四季模様と芸妓梅ぎくさんの41年 -


京都五花街のひとつ上七軒は、北野天満宮の近くにあります。その歴史は室町時代に始まり、豊臣秀吉も大茶会を開いた京都で一番古い花街です。今回の作品展では、北野天満宮の梅花祭や行事、上七軒の風情と共に、芸妓梅ぎくさんの41年に及ぶ芸歴を紹介いたします。梅ぎくさんは1981年上七軒では24年ぶりに舞妓の店出しで話題になり、芸妓として精進を重ねています。 

 

会期:2022年5月26日(木)〜 6月7日(火)
会場:ギャラリー古都 11:00 - 18:00 ※最終日 15:00 時まで
〒604-8027 京都市中京区河原町通蛸薬師東側 塩屋町327 三条サクラヤビル 6F
電話・075-257-2666
※6月1日(水)休館

 

イベントのご案内

ギャラリートーク 5月28日(土)14:00~15:00 会場:古都 無料
レンズを通して見た北野、上七軒の世界をお話します。
※コロナ感染状況で変更することもあります。


第11回 フォト・アンパン展のおしらせ

 

NHK京都文化センター 写真教室の写真仲間が中心になり、年に1度作品を出し合うフォト・アンパン展。今年で11回目を迎えます。長引くコロナはまだまだ油断大敵ですが、それ故に気づかされた大切なこともたくさんあります。気持ちを前向きに、写真の原点である記録性や、創造性、芸術性など、個人が自分の写真観を作品に表現して持ち寄ろうではありませんか!元気がでる作品を楽しみにしています。

 

会期:2021年10月7日(木)〜 10月12日(火)
会場:ギャラリー古都 11:00 - 18:00 ※最終日 14:30 時まで
〒604-8027 京都市中京区河原町通蛸薬師東側 塩屋町327 三条サクラヤビル 6F
電話・075-257-2666

 

主催:フォト・アンパン展 事務局(溝縁ひろし写真教室と仲間たち)
後援:NHK文化センター京都教室
出品者:二水会、歩人21、NHK教室OB、ドイツやロシアとの「国際交流合同写真展」や舞妓撮影会の参加者、フォト縁遊、個人、他 ( 約50名参加 )
世話人:石上敏幸、田村佳数ほか
連絡先:studio@h-mizobuchi.com

 

 

昭和の祇園 光村推古書院 2021年 3月31日発売

 

昭和48年(1973)から昭和64年(1989)までの京都・祇園甲部の写真集。

50年近くにわたって京都の花街を写し続ける写真家・溝縁ひろしが膨大な写真の中から祇園甲部の昭和の写真をセレクトしました。今では見られなくなった風景、お店、生活などに時代の流れを感じる一方で時代を経ても脈々と続く伝統の世界にゆるぎない力強さを感じることができます。
全国の書店、amazonにて発売中。

 

 

花街と芸妓・舞妓の世界 誠文堂新光社 2020年発売

 

全国各地の花街とそこに生きる芸妓や舞妓、それを支える職人たちの「いま」を、歴史や文化、芸能などさまざまな観点から紹介した書籍です。

花街――可憐な舞妓と洗練された芸妓、そして彼女たちの珠玉の芸ともてなしを誇る格調高いお座敷。
「一見さんお断り」の言葉でイメージされる別世界と捉えられる一方で、近年は観光地としての人気も高まり、芸妓や舞妓は日本の美意識や文化を伝える存在として注目されています。
全国の書店、amazonにて発売中。

 

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